支援者の皆様へ

ごあいさつ支援者の皆様へ

近年、「制度のはざま」ということばが注目されるようになってきました。
各自治体や様々な支援団体が活動している中、それでも、本当に支援を必要とする方々に十分に支援が行き届いているとはいえない状況が続いています。
わたしたちは、兵庫県明石市で、生きづらさを抱えている方やそのご家族様への支援、セミナー等の啓蒙活動を行う中で、支援する人と支援をうける人がともに集える拠点の必要性に気づきました。
そこで、つくったのがこの“CocoKaraルームそら”です。
「そら」は、まだちいさな拠点ですが、支援者/被支援者の枠組みをこえてお互いに助け合いながら、ネットワークづくりの場として、知識や情報を交換する場として、大切に育ててゆけたらと考えています。
わたしたちの活動に共鳴してくださる支援団体の方、行政の方、教育分野の方、ケア職の方、住民の方、多様な方々と手を取り合い、また影響し合いながら、誰もが「生きやすく生きていける」と感じられる世の中になるよう、たくさんのきっかけをつくり出す拠点にしてゆきたいです。
個人や団体単体では限界を感じることが多くても、多くの方々が知恵と想像力を持ち寄れば、様々な困難を乗り越えてゆけるはずだと、わたしたちは信じます。ご興味を持ってくださる方、どうぞお力添えくださいませ。

沿革

CocoKaraルームそらは、株式会社 rhizome careが行ってきた非営利事業をもとに、2023年4月より任意団体として活動を開始しました。生きづらさを抱えた子育て世帯や低所得世帯、「制度のはざま」で支援を必要とする方の「こころとからだをケアする拠点」として活動の基盤を広げ、2年後をめどに法人格の取得を目指します。

主な活動内容

  • 発達・精神障害当事者およびご家族からの相談窓口・リエゾン(橋渡し)活動
  • メンタルヘルスの理解を深める勉強会・セミナー開催
  • 発達障害を持つ子どもの保護者や若者の居場所づくり
  • 障害者支援団体・支援者への支援活動・ネットワークづくり

特徴

運営母体である株式会社 rhizome careでは訪問看護事業・カウンセリングルーム運営を行っており、必要に応じて医療・心理の専門職が医療機関や行政との橋渡しをすることも可能です。地域のことをよく知る訪問看護師がアウトリーチ活動をすることも視野に入れております。

CocoKara(ココカラ)の意味

  • こころとからだ:心理と医療の専門職がこころとからだを同時にフォローアップしてまいります。
  • ここから「はじまる」:そらをきっかけにして一緒にここから暮らしをつくってまいりましょう。

助成金等受賞歴

アドバイザー

高橋聡美 先生(一般社団法人高橋聡美研究室,中央大学人文科学研究所)

団体概要・アクセス

CocoKaraルーム そら(ここからるーむ そら)

代表:本田 完奈(ほんだ かんな)看護師・保健師
副代表:出口 美稀(でぐち みき)臨床心理士・公認心理師

所在地:〒673-0016 兵庫県明石市松の内2丁目1-6 コーポ山口2F
連絡先:お問合せ/公式LINEのいずれかよりお願いいたします
開所日:カレンダーをご確認ください。※公式LINEはいつでもオープンです